近年、夫のEDが原因でセックスレスになってしまう夫婦が急増しています。その背景には、日々の生活習慣やストレスによってEDになりやすいという事実が判明してきたのです。
EDの原因や対策
EDを発症した男性は、22年前の1998年に比べると2倍以上に増加しています。主にEDの原因は主に糖尿病、高血圧だとされていましたが、現在では精神的なストレスからもEDになってしまうことがあるのです。
このようにEDになる原因はいくつも考えられますが、ED治療を行う場合には妻の理解が必要です。なぜなら、男性は自分から「EDになっちゃった」と告白することはまれで、同性にすら相談することは基本的にありませんし、男性だけで思いつめてしまうと余計に精神的な負担が増えて、EDの症状も悪化してしまうのです。
そこで、仮に夫がEDだと感じたら、原因を追究する前に妻としてEDを寛容に受け入るようにしましょう。ストレス性のEDであれば、しばらくはスキンシップを増やしたり、優しく接して上げることで夫はストレスが減ってリラックスできるようになります。そうすると自然と夫からアプローチしてきて、EDが解消することがあります。
このように、夫婦仲がいい状態になるように努めることが大切です。
クリニックでED治療
夫とのスキンシップを増やしリラックスさせても、症状が改善されなかった場合は、まずかかりつけの病院で相談するように促してみてください。EDの原因のとして、糖尿病や高血圧が考えられ、放置しておくと、狭心症、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こす場合もあります。また、これらの生活習慣病が改善されると、自然とEDの症状も改善されることがあるのです。
その後ED治療専門クリニックで問診してもらい、カウンセリングを受けてもらいましょう。カウンセリングを受けた後は、症状に応じて医師から適切なED治療薬を処方してもらえます。
ED治療薬の中には、一緒に併用してはいけない薬もあるので、他に飲んでいる薬があれば漏れなく申告してもらいましょう。
あくまで強制的に行かせるのではなく、自分も一緒に前向きにED治療に協力するという姿勢を見せることが、妻としてできる最大限のスキンシップです。
夫婦だからこそ、お互いに助け合って一緒にED治療に取り組んでいきましょう。