1. >
  2. >
  3. 母の日が今年もやってきます
母と娘

母の日が今年もやってきます

母の日の由来

現在では日本でも当たり前の習慣として広まっている母の日ですが、その由来と言われている説はいくつかあり、中には古代ローマ時代まて遡るものもあります。定説とされている話はアメリカが舞台になっています。

まずは、母の日がどのような日なのかを、由来をさかのぼって改めてご紹介したいと思います。

時は、1908年5月10日が5月の第2日曜。その前日である5月9日に亡くなった女性がおり、ウェストバージニア州に住んでいた娘さんが、母親が好んだ白いカーネーションを追悼のために教会で配りました。その後も継続して母親に感謝する日を祝日にしようと、普及するための活動を続けました。そして、年が明けた1910年には、ウェストバージニア州が祝日として母の日が認定されることとなったのです。1914年、当時のアメリカ大統領が5月の第2日曜を国民の祝日として制定したことにより、母の日がアメリカの国民的な行事として定着することになりました。

最初は亡くなった母親の追悼のため、カーネーションを配っていましたが、それが母親が健在ならば赤いカーネーション、母親が亡くなっている人は白いカーネーションを胸に飾るように変化しました。これが最終的に、現在のようなカーネーションを母親に贈るという習慣に変化していったのです。

母の日に喜ばれるプレゼント

「母の日にはカーネーション」というのは定番ですし、実際にカーネーションを贈る行事と思う人も多いです。しかし、毎年のようにカーネーションでは飽きられるのでは、と心配になることも多いので、カーネーション以外のプレゼントを贈ろうと考える人も増えています。実際に、カーネーション以外に喜ばれるプレゼントとしては、母親の好きな物、欲しがっていた物、あると便利な物など、母親を想いながら考えると良いようです。また多少出来が悪くても、ハンドメイドも世界にたった1つしかなく、思い出深い物となりやすいため、とても喜ばれます。

母の日プレゼント花

引用元画像:大丸松坂屋オンライン|母の日プレゼント特集2022

もちろん、カーネーションも喜ばれるプレゼントです。飽きが来ないように、ということを考えるのであれば、カーネーションとスイーツのセットなどのギフト商品が多く出ていますので、そのような物を贈ると良いです。カーネーション以外の花もアレンジされているブーケ、鉢植え、ブリザーブドフラワーなども人気があります。もし、母親と同居していたり、住んでいるのが近所で手渡しできる場合は、自分でブーケなどをアレンジしてみたり、食事会をしたり、というのもオススメです。余裕がない場合は、手書きのカードだけでも十分喜んでもらえます。一番大切なのは、母親への感謝の気持ちを伝えるということです。

他界した母親へ

日本でも1960年代までは他界した母親に白いカーネーションを贈ることがありました。母親が他界していても、白いカーネーションをお供えしたり、お墓参りをしたり、母親の好きだった物を作ったりして気持ちを伝えようとすることはとても素敵なことです。