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イスで休んでいる男性

夫が妻に求めているもの

男性の一番強い欲求

何となく旦那さんがイライラしているように思ったり、最近冷たいような気がしたりという時、特に理由を思いつかないのであれば、旦那さんの欲していることを正しく理解できていない可能性があります。
男性が欲していること、というと3大欲求を思い浮かべる人も多いでしょう。
特にその中で、男性が一番強く感じる欲求が、実は睡眠欲なのです。

3大欲求と言うと、睡眠欲の他に食欲と性欲がありますが、これらは心理学的に生理的欲求と呼ばれ、生命維持と種族保存のために必要な欲求なのです。
この3つの中で、男性にとって最も強い欲求が睡眠欲です。
これは、性欲や食欲に比べて睡眠欲は他人に合わせるということがしづらく、欲求を満たすために必要になる時間もかなり長くなります。
夫婦の間に子供が生まれたら、睡眠という点だけ見れば、環境は非常に悪化していると言わざるをえません。

イクメンという言葉ができるほど、男性の育児への参加が広まっていることもあり、自分だけ先に寝たくても言い出せない旦那さんも多いのかもしれません。
ですが、実は男性と女性では眠りの質自体にかなりの差があるのです。
それを理解出来れば、旦那さんのイライラだけでなく、奥さんの側からも旦那さんへの不満が少し解消されるかもしれません。

男性の睡眠について

一般的な話ではありますが、男性は女性よりも睡眠時間が長く、深く眠っている時間も長いと言われています。
全体的に見ると、女性の方が眠りが深くなっているのですが、これは女性ホルモンの働きによるものなのです。
睡眠物質であるセロトニンを分泌するのを助けているのが、女性ホルモンだからです。
生物学的に見て、女性は子供を産んで育てるという役割があるために、短時間で効率の良い睡眠の取り方ができるような体になっているのです。
逆に男性は女性と比べると、睡眠時間が長く必要で効率も良くありません。

解決策として

男性が夜よく眠れると、夫婦関係の満足度が高くなる傾向がある、という研究結果があります。
しかし同時に、女性が夫婦関係の満足度が高いと感じた時、前夜に配偶者と同じ時間に寝ている傾向が高いが、男性には同じことが当てはまらない、という結果もあります。
これによって、男女の睡眠の質やサイクルの違いだけでなく、睡眠パターンの違う妻と一緒に寝ることが男性にとってはストレスになることがあるということが分かります。

これを解決するには、相手が眠っている時には音や光に気をつける、といった小さなことだけでなく、眠りが深くなるように生活習慣や寝具に気を使う必要があります。
特に国内で羽毛を洗浄した羽毛布団は、獣臭がせず、均等に羽毛を充填しているため神経質な男性でも安心して眠れます。
寝室を別にするということも挙げられます。
ただし、寝室を別にする場合は事前に話し合ってお互いに納得してから実行し、時々は一緒にベッドに入るように心がける必要があります。
ずっと別々に寝ているとセックスレスに陥る可能性が高いためです。

お互いの最適な睡眠環境を整えることが、夫婦関係を長く円満に保つコツなのかもしれません。